「円形校舎」という建物がございます。

といきなり書いても、わからない方にはちっとも見当がつかないかも知れませんが、昭和30年代に日本各地で、全部で100棟くらい建てられた学校の校舎です。「円形校舎」というくらいで、真上から見るとドーナツ型をした建物で、各教室はバームクーヘン(正式には独語でバームクッヘンか)を切り分けたような形状になっております。

昭和30年代に各地で建てられたのですが、その後すっかり廃れてしまって、とんと新築されたという話は聞きません。しかし、この円形校舎で学んだ方や、地元に円形校舎があったという方にとっては、とても印象深い建物だったようでして。

それが、ここ最近、老朽化・耐震化で、建替えという話が進んでおります。それに加えて、少子化による廃校も。現役で使われている「円形校舎」は、もう30棟を切るのではないでしょうか。

「円形校舎」について、以前、ちょいとまとめてみたことがあります。
「円形校舎」

一時流行った建物が、消えて行くというのも、寂しいものです。

先日、知人と話をしておりましたら、「母校が円形校舎だった」という、何とも奇遇な出会いもございました。

群馬県伊勢崎市の旧伊勢崎市立女子高校のように、市で転用して保存することになった事例などは、本当に珍しいことです。

「うちの近所にも、円形校舎があったよ」という方、「円形校舎で学んだよ」という方、ぜひどんな風だったのかを、お知らせください。

今月、彰国社という建築系の出版社より、『日本のモダニズム建築』が発行されました。

欲しいと思い、値段を見ると、価格178,500円。桁を間違えているのではないかと、あちこち調べてみましたが、間違いなく17万8,500円。今年の8月末までは、特価で160,000円とのことですが、それにしても高すぎやしないか? DVD4枚付、576頁ではありますが、ちょっとやそっとでは、手が出せない。どなたがお求めになるのやら。

お求めになった方、研究室や図書館でご覧になった方、ぜひお知らせください。ぜひとも、ひと目拝みたいものと思います。

『日本のモダニズム建築』パンフレット(PDF)

t-catfoxさんも、一桁違うのではないかと迷われたそうで……。

こんばんは。皆さん、肩こりでツライ思いをしておられませんか?

中学生の頃から肩こりで悩まされていたのですが、今年の3月に異常な痛さの肩こりになり、「これが四十肩というヤツか?」などと思っておりました。左肩が痛むのですが、それも2週間位で止んで、何だったのだろうと思っていたところ、4月に再び激痛。寝ていても痛いし、通勤電車に揺られていても痛い。それが、肩だけでなく、腕も痛くなってきて、指にシビレまで出はじめて。

とうとう先週、整形外科へ行きました。レントゲン写真を撮って、診断は「頸椎症性神経根症」。歳をとると、あちこちガタがくるもので、首の骨のヘルニアのようなものでした。今は痛みも治まっていますが、根本治癒ということは無いようです。

死に至る病というわけでもなく、ただ、痛いだけ。痛みが出ないように、ダマシダマシ過ごしております。基本的に、病院・医院は大好きなので、通うのは問題ないのですが、痛いのだけは厳しいです。皆さま、くれぐれもご用心を。

先月、高知県で発行された『高知遺産』という本が、地元で大ヒットしているようです。

自費出版で、2,000部発行のこの本、今月中旬に2,000部増刷が決定、6月1日出来とのこと。

こうした本が、各地で出版されると、面白くなるのですが……。

注文は、下記のフォームから。小生も、注文してしまいました。

注文フォーム

高知遺産 絶版